百合ゲームレビュー -Works of "L" favorites-

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つうかあ 解説記事 一覧

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一覧:


 作品解説

 
第一話 『Exhibition』 解説 / 感想

 
第二話 『Shakedown』 解説 / 感想

 
第三話 『Practise』 解説 / 感想

 
第四話 『Swap Meat』 解説 / 感想

 
第五話 『Reverse Grid』 解説 / 感想

 
第六話 『Dual Purpose』 解説 / 感想

 
第七話 『Side by Side』 解説 / 感想

 
第八話 『Engage』 解説 / 感想

 
第九話 『Mad Saturday』 解説 / 感想

 
第十話 『Replay Log Data』 解説 / 感想

 
第十一話 『Blue Flag』 解説 / 感想

 
第十二話 『Ladies, Start Your Engines!』 解説 / 感想






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  1. 2018/03/16(金) 00:00:01|
  2. つうかあ
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つうかあ 作品解説

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注意:


 本作のタイトルはひらがな四文字ですが、日常系のゆるい作風ではありません。
 
 男性が一応は恋愛対象になっているので、受けつけない方も当然いるでしょう。
 特にラストですが、人によっては裏切られたと感じるかも知れません。

 百合が好きであろうとなかろうと、生半可な気持ちで本作に触れてしまえば、火傷どころか火だるまです。
 
 百合的な面に関してですが、キスやそれより先の描写があるわけではないので、
 恋愛的な分かりやすい関係ではありません。

 リアル寄りの演技が多く、物語を描く為にしっかりと不和を描いている為、
 癒しを求めるような目的で視聴するには不向きです。

 つまりフワっとしているのではなく、不和っとしているという事です。

 ですが清涼剤としてギャグのクオリティも非常に高く、
 視聴者のテンションを巧みにコントロールしています。

 タイトルから想像されるような作品ではなく、本作を全面的に楽しむのは難しいでしょう。
 企画自体はだいぶ前からあったようですが、SILVER LINK.の十周年記念作品ということもあり、
 ほとんど趣味で作ったような印象を受けました。刺さる人には刺さります。

 女の子たちの、それぞれに特別な強い絆が描かれています。




基礎教養:


  本作をより楽しむ為に、視聴しておくべきアニメを挙げておきます。
  『アンジュ・ヴィエルジュ』以外は、男性が恋愛対象として存在する作品から選びました。
  逆に本作視聴後には、以下の作品をより楽しむことが出来るようになっているはずです。


 1, 『アンジュ・ヴィエルジュ』

   人物を描写する為の見せ場となるシーンを最小限の繋ぎで連続させ、
   コメディ部分なども用いて視聴者のテンションをコントロールし、
   その上で必要な情報を確保した現代的で優れた構成を知る。
   感情や論理などを突き詰め、これ以上無い程に練られた濃密かつ緻密な脚本を学ぶ。
   短時間であっても記号にならない、捻り(ひねり)を加えられた人物描写や関係性を楽しむ。
   詳しくはBD-BOXに付属のブックレットを読むこと。
   
   紗夜と美海の戦いを通して、怒涛のような演出に慣れる。
   アゲハとマユカの関係を通して、いずみとなぎさの物語を読み解く。
   ステラと天音、カレンとセニアの物語を通して、まりあとゆりあの物語を読み解く。
   バトルものでありながら、バトルをしないで問題を解決するパターンを知る。(レミエルとエルエル)
   場合によっては、コンセプト部分をほとんど利用しなくても構わないということが解ります。
   また、コンプレックスや正直さといった点で、あいちゃんとねねちゃんの物語を読み解くのも面白いでしょう。


 2, 『神無月の巫女』

   ロボットやバトルといったコンセプト部分は添え物に過ぎず、人物を描く方が主体であるということを理解する。
   ただし、コンセプト部分のクオリティが低いわけではありません。
   男性に恋したヒロインを受け容れられるかどうか、自問すること。


 3, 『スイートプリキュア』

   響と奏の関係を通して、ケンカップルの理解を深める。




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序文:


 “ 自分から分かろうとしない限り、何も得ることは出来ない ”  <『つうかあ』 第十一話より>


 本作品について多角的に解説していきたいと思います。以降はネタバレを含みますのでご注意ください。

 本作最大の魅力は、女の子たちの絆を描くことに特化して作品作りがなされている事です。

 他の美点としては、主に人物の精神的な面などにおいて、リアルさと理想化のバランスを備えているという点にあります。

 舞台設定で言えば、レース以外の際に公道をノーヘルで飛ばすのはフィクションとして気持ちが良いですし、
 特区ということで理由付けも十分に成されています。三輪扱いならノーヘルでもいいという説も聞きます。
 それに免許の年齢も現実と同じである必要はありません。TT開催期間中の定時においては、一般人のコース立ち入り禁止も指定されています。
 音に関して詳しいことは知りませんが、音響にも大変こだわっている点が称賛されているのを何度も見ました。
 
 精神的な面ですが、同性愛者でもない限り、年頃の女の子が異性に恋をしているのは自然なことです。
 私としては、理想を追求した男性排除系の百合が好みですが、
 恋愛対象としての男性が劇中に存在する現実味を伴う百合作品としては、最も好きです。
 ゆりとめぐみがケンカする際に見られるような、わがままで自分勝手な受け取り方、言葉遣いや会話の端々にリアルさがあります。
 もちろん、むつきちゃんのように可愛いらしいアニメ声で理想化された性格の子もいます。

 男性の存在をどこまで許容出来るかは人それぞれですので、無理をしてまで受け容れる必要はありません。
 個人的には、男性が紳士的であり能力が極めて高く容貌が優れている場合には、それほど気にはなりません。

 最終的にゆりとめぐみ二人の関係が振り出しに戻ったように見えるという意見もありますが、
 最終話で見せた二人の信頼こそが重要である為、もはやコーチが存在していようがいまいが私的にはどうでもいいことです。

 というのも、二人がコーチに恋をしたキッカケは、自分を理解してくれていたという事にありますが、
 コーチはドライバーとパッセンジャーの考え方を理解しているだけであり、
 女の子としてのゆりやめぐみ、ベティ・バーチャルを理解しているわけではありません。

 表面的な所ではなく深い所で、ゆりを最も理解しているのはめぐみであり、めぐみを最も理解しているのはゆりです。
 そして、そのことに普段の二人は気が付いていないというのが、百合的には非常に美味しいと言えます。

 なぜなら創作としての百合においては、当人達に自覚が無い方が、
 外側から観測した際に解釈や定義する楽しみが与えられるからです。
 その一方で、恋愛に発展しないことに対するもどかしさも生じます。
 しかし、それが二次創作や新たな作品作りへの原動力になることもあるでしょう。
 無論、恋愛描写を含むガチな百合の場合は、解釈はおよそ必要とはしません。

 話を戻します。
 
 めぐみが負傷した際や、大嫌いだと言われた際におけるゆりの反応が、
 普段は意識していないめぐみへの想いが発露する貴重な瞬間です。
 隠されているものほど、見えた時の喜びは大きいものだと考えます。また近くにあるものほど、その大切さには気が付きにくいものです。

 決勝レースでは、互いを信頼し切った全力のライバル達を相手に極限の状況下で勝利を掴み取りました。(勝つこと自体は重要ではありませんが)
 コーチの指導、むつきちゃんの機転やコースを知り尽くしているという点も大きいですが、
 それだけでは決して不可能な勝利であったと考えます。二人の互いへの理解と信頼が描かれた良いレースでした。

 他のペアにスポットが当たっていた際も、二人が通じ合っていることがそれとなく描かれ続け、
 他者との関わりを通じて通奏低音のように影響を与えていました。

    ※ 以下のゆりとめぐみは複合同順です。

   前提一, ゆり / めぐみ は、自分を理解してくれる相手が好き
   前提二, めぐみ / ゆり は、 ゆり / めぐみ を最も理解している

    結論, ゆり / めぐみ が最も好きなのは めぐみ / ゆり である

 以上の論理が成立します。更に両方を合わせると、ゆりとめぐみは互いを最も好き合っていると結論されます。
 論理で感情を説明する事は出来ませんが、短時間に伝えるには仕方ありません。

 二人がドライバーとしてパッセンジャーとしてお互いを理解しているだけと斥けるなら
 そうした捉え方も結構ですが、最終話では以下のセリフがあります。
 
 “それは……好きだから” “あたしも、走るの好きだから”
 “ゆりと走るの、好きだから” “めぐみと走るの、好きだから

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 ここに、友情以外の感情を感じ取るかどうかは人それぞれですが、私にはいくらか感じ取ることが出来ました。
 またその前に、めぐみがベティ・バーチャルの容姿をほめた時も、ゆりは単純にコーチのことで女の子として
 負けたくないというより、めぐみがほめたという点で嫉妬したと解釈することも可能です。(こちらは少々無理がある受け取り方ですが)

 演出として注目すべきは、最終話で回想において、灯台のもとでゆりとめぐみが互いを見つめ合っていたところです。
 表情だけでも愛しさは十分に伝わってきますが、OP映像とED主題歌のジャケットが仕掛けとして与えられていますし、
 他のペアを見ても分かる通り、本作では夕方や順光の空間演出は主に愛情を描く際に用いられています。

<夕方 / 側光・逆光>
  ※ 向きは光源が人物に対してです。以下も同じく
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<夕方  / 半順光>
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<夕方 / 逆光>
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<夕方 / 順光>
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<朝方 / 順光>
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<夕方 / 順光>
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<夕方 / 順光>
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エンディングCDジャケットより

オープニングより
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<夕方 / 順光>
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 想いのカタチは人それぞれであり、感情に名前をつけることは出来ないものではありますが、
 お互いを理解し特別に想う強い絆を愛と呼ぶのであれば、それは彼女達に相応しいものであると考えます。

 ことわざを用いて説明することは思考を放棄することになるので好きではないのですが、
 ゆりとめぐみの関係は、ケンカするほど仲が良い、灯台もと暗しということでしょう。
 (ちなみに作画演出上において灯台を使用していたのは、日本的で好きです。
 更に念を押すと、岬にある灯台とことわざ上の灯台は厳密には異なるものです。また演出上の意図があったのかは聞いてみないと判りません)

 それ故、ラストでまたコーチの取り合いを始め、再度クロスカウンターが決まり
大切だからぶつかっていくという事で、
 二人の関係が続いていくということが示されます。冗談めいてはいますが、二人の絆はフォーエバーということです。
 まおとひとみには失礼かも知れませんが、繋がっているようで繋がっていないのがまおとひとみで、
 繋がっていないようで繋がっているのがゆりとめぐみです。

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  みさき「それも
大切だからぶつかる!
  ちゆき「――これからもぶつかりましょう? 」
  みさき「ああ!」
  ちゆき「ふふっ……」
    ※ 別カップルの言葉ではありますが、作品を理解するキーフレーズです


 さて、分かってないな~と言われるのを承知で一つだけ申し上げると、
 物語の締め方としては技巧に欠けるかもしれませんが、上の回想場面(灯台)を回想としてではなく、
 ラストに後日談として編集した方が遥かにロマンティックだったでしょう。それか何か別の美しいシーンを追加するなど。

 同性の幼馴染ということで、恋愛対象として明確に線引きした上で互いを認識するのは
 難しいですが、コーチに惚れているようで、本当に惚れているのはお互いだったという
 灯台もとぐらしカップルとでも呼びたいところです。嫌いだと言われてあれほどゆりが悲しむ相手は、おそらくめぐみしかいません。

 まりあとゆりあも、ある点で似た関係にある為、髪を切る際のロケーションが灯台近くだったのかも知れません。

 ゆりあとまりあの場合は男性がフェイドアウトしていきましたが、
 ゆりとめぐみの場合は男性が残っています。しかし結びつく可能性は退けられています。
 男性を排除してもしなくても、描き方次第では大丈夫だということでしょう。

 いずれにせよ、これらはどれも私の解釈に過ぎないので、読者諸賢が自分なりの答えを見つけ出してください。




本文:


  ※ 筆者の一人芝居です。つうかあな感じを若干出したかったのでインタビュー形式にしてみました

――月桂樹さん、本作はいかがでしたでしょうか? (以下“L”と表記)

L 「個人的に多少不満は残りましたが、とても楽しませてもらえました。流石はTTコンビです」

――そのTTコンビってなんですか?

L 「構成/脚本の高山カツヒコ氏と監督の田村正文氏、おふた方の名字のイニシャルをとって勝手にそう呼んでいます」

――ああなるほど、てっきりツーリストトロフィーの方かと。でもそれだといずれ片方が……って感じになりませんか。

L 「なりませんよ。余計なことは言わなくていいんで本題に移りましょう」

――進行役を奪われてしまいました(汗)

L 「さて、本作に対して寄せられた誤った批判、というか勘違いというか、そういった点を見ていくことにします」

 「まず本作は『つうかあ』というひらがな四文字のタイトルで、日常系を思わせます。
 ですので事前に情報を集めない一般的な視聴者はゆるいノリを期待して視始めてしまうんですよ」

――可愛い女の子がいっぱいいますしね。

 L 「はい。まあ正確なデータがあるわけではないので私の推測でしかないんですけどね。
  衝突を重ねて絆を深めていくというのが人物描写主体の物語における王道ですが、
  相手とほとんどぶつからずに仲良くなっていく日常系とは構造からして異なります」

――なるほど。確かに本作では多くのペアがケンカしてましたね。

L 「本作の題名が、『本当は仲が良いけどケンカばっかりしている女の子たちが絆をレースで深めることに』
 みたいな失笑ものの長文でしたら筋違いの批判が起こることはあまり無かったでしょうね」

――今の発言で結構な数の人を敵に回したような……?

L 「かも知れませんね。まあそんなことイチイチ気にしていたら何も書けやしませんよ」

――これはまたずいぶんと正直ですね。

L 「それくらいしか取り得がないですからね。さて次の話題は題材についてです」

 「ひらがな四文字でも、日常系に見られる部活モノの文脈で受け取って本作を否定するのは誤りです。
 そういった作りにするなら、まず主人公は素人にするのが定石だからです。
 コンセプト部分の丁寧な導入や、技術的な成長過程ばかりを描いてしまえば、人物描写はおろそかになります。
 本作の第一話や最終話などで語られている事ですが、“私は私の世界で勝利する”というのは
 個人の役割にだけ当てはまるわけではないと考えます。一部の方は十分に理解されていますが、
 あくまで少女達の絆自体がテーマで、サイドカーレース自体はコンセプトに過ぎません。
 つまり百合作品として扱うべきであって、その括りであれば成功(勝利)しています。少なくとも私の観点からは。
 棚橋コーチに関しては後述します。ノーヘル問題についても後で扱います。
 レース部分も私のような門外漢からは特に問題はありませんでした。辛口系脳死レビュアーの言葉を鵜呑みにしてはいけません。
 全員ではありませんが、各ペアのコアとなるエピソードが十分に語られ、レースとの相乗効果が生じていました。
 レース中に回想が挿入されるのをイヤがる層は、人物描写にほぼ興味が無くレースが見たいだけの方達です。
 ニーラーという特殊な車両やその操作技術、特区の設定を説明したり、乗車時の見栄えの良さなどを含め
 様々な点での擦り合わせを行うことの難しさ。それは並大抵のことではないでしょう。そうした点を踏まえた上で、
 十二話という限られた話数の中、これだけの数の女の子同士のそれぞれに特別な強い絆を描くことが出来るのは、
 高山カツヒコを除いて他にはおそらく存在しません。実制作の時期や期間は知りませんが、
 『アンジュ・ヴィエルジュ』に続いて二年連続でこれほどのシナリオを上げてくるのは驚異的です。
 無論、脚本会議などを通しているだろう為、一人だけで物語を作り上げたわけではないのは分かっています。
 特に監督の存在は非常に大きく、その情熱は決してレースだけに注がれていたわけではないでしょう。
 当然プロデューサーや出資者の意向なども影響していると考えられます。
 本作は百合的には後世に語り継いでゆかねばならない作品の一つです。
 ですがこの水準の作品を解する事の出来る者は多くはない為、決して万人には勧めるべきではありません。
 私も十分には本作を分かっていませんが、その素晴らしさを感じ取ることは出来ているはずです」

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――ずいぶんと持ち上げますね。

L 「事実ですから。続けます」

 「本作はコンセプト部分が特殊で、一般的な人間には気軽に手が出せない代物です。
 マネしたいと考える視聴者であっても、実践に移すにはハードルが高過ぎました。
 “~してみた”といった形で拡散されることも無く、外から作品を盛り上げるのはほぼ不可能でした。
 メーカーやショップの協賛が付くわけでもありません。また本作はいわゆる美少女動物園でもなく、
 シリアスさだけを追求した全くの硬派作品でもありません。部活程度のゆるいノリでもありません。
 身内同士ではほとんど争わずに全国大会などに向かって爽やかに協力し合うわけでもありません。
 恋愛対象としての男性が存在していた点や、物語を描く為に不和をしっかりと描いていた為
 百合好きにとっても賛否が分かれやすいところです。
 ちなみに何を百合と見なすかという点では、常に戦争状態である為、語ることすら危険が伴います。
 それらの故に、自分達の為に作られた作品だと錯覚していた者達によって、
 これは自分の望んだものではないとして本作は攻撃され始めました。
 そうしてあら探しをするマイナスの力に対して、支えようとするプラスの力が上回ることもなく、
 否定的意見ばかりが目につき、それに引っ張られた者が
 更なる攻撃を加えるという悪循環に陥ってしまったのだと推察されます」

――……!腑に落ちました。題材選びはSNSやメーカー等との結びつきを考慮する必要があるということですね
それに広報にも細心の注意が必要だという事が分かりました。

L 「その通りです。ですがやりたいことをやらねば作品を作る意味がありません。クリエイター魂の見せ所と言えます。
 もしかしたら本作プロデューサーも、ビジネスマンというよりクリエイター気質なのかも知れません。
 頓挫せず企画が通り、本作が生まれてきてくれた事に私は感謝しています。
 本作はサイドカーレースを通じて絆を描くという点に関して十分に描けたので成功であり勝利しています。
 また最終話の逆転勝利は、多少尺が不足していると個人的には思えましたが、
 各話に配された伏線と劇的な演出が相まって手に汗握る展開でした」 

――先ほどの“攻撃”という発言ですが、具体的にはどういった点を指すのでしょうか?

L 「<娯楽作品は娯楽作品として作るべきである>と私は考えています。
 ですから、個人的にですがいわゆる○○警察に過剰に配慮して作る必要は無いんです。
 誤りを指摘して悦に浸ったり腹を立てたりして専門知識を誇示するのではなく、
 娯楽作品として楽しむ余裕があって然る(しかる)べきでしょう。
 それに本作の描写に一般的な観点から別段の誤りがあったとは思えませんが。
 一般視聴者の抱き得る疑問に関しては、劇中においてごく自然な形でその解答が概ね与えられています。
 私はこれまでにADVゲームをいくつかレビューしてきましたが、“科学的エネルギー”だとか“生臭い鉄の匂い”
 などという表現があったからというだけでその古い作品を駄作扱いしたことはありません。
 作品の楽しみ方は人それぞれだと思いますが、娯楽作品を芸術作品として扱ったり、
 完全なまでに現実通りに描かれているかどうかばかりを気にするのは、とても不幸なことだと考えます」

――<娯楽作品は娯楽作品として作るべきである>、ですか。確かにそうですね。

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L 「ノーヘル描写に対する叩きなどはその最たるものでしょう。
 それに作画というか演出に関してもどこが不満なのかは解りませんが、サイドカーレースという
 前人未到の題材に対して限られたソースで十分な戦果を上げていたように個人的には思います。
 モーションキャプチャーを用いて絵作りの参考にしたり、日本レーシングサイドカー協会の監修や
 資料提供もあったそうです。また、サイドカーレースに精通した方なら
 各ペアの技量などが読み取れるような作りを目指していたと聞きます」

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 「最後にもう一度、百合的な面についてです。
 百合的な面で槍玉に上げられたのは、棚橋コーチが婚約破棄されて、再度恋愛対象に戻ってしまったという点が上げられます。
 ですが再三劇中で語られたように、レースとマシンにしか興味が無い朴念仁である為
 百合的には無害な存在だと私は結論しています。“あなたはマンではなくボーイよ”というベティの言葉通りです」

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 「後はギスギスしていると言われる点ですが、理想化(捨象化あるいはデフォルメ)をあまり行わず、
 割合リアルな女の子を描いて物語るなら自然なことのように思われます。
 私は理想化された作風の方が好みですが、男性作者による百合ですと、“こんな女の子は現実にはいない”、
 “中身が男っぽい”、“百合作品でも男性がいない(絡まない)のはおかしい”などと言った意見が上がりがちです。
 それらを考慮した上で、理想を捨て切らずに上手いこと擦り合わせたように思われます」

 「以上です。要点は注釈を加えて別に整理しておいたのでご確認下さい」

――本日はお忙しいところをありがとうございました。




問題ではない問題について:


 ・広報上の問題

  ひらがな四文字のタイトルは、現在一般的に日常系を連想させるが
  本作ではそうしたゆるい要素はメインではない。故にそれを意識的、あるいは無意識的に
  求めていた層によって、割とギスギスしている点が槍玉に上げられたのだと推察される。
  今作の不和は関係性を描出するのに不可欠な良性のストレスであって、
  無意味な悪性のストレスを視聴者に対して与えているわけではない。


 ・題材の問題

  サイドカーレースという特殊な題材であり、マネをしたがる層も気軽に試せない。
  つまり指をくわえて見ているだけであり、実践に移せない点が残念に思えたのかも知れない。    
  “~してみた”といった動画などを通じてSNSで拡散されず、存在そのものもあまり認知されなかったと考えられる。
  特殊な車両過ぎてメーカーやショップの協賛も付かず、後方支援が不足した。
  主に○いおん!や○くおん!!的な緩い日常を期待していた層や、
  作品作りにおけるお約束を解さず、脚本や演出に無知な者の一部に攻撃された。(自称レースマニアの一部も含む)
  説明された設定、伏線や前振りをまるで覚えていない者は論外。
  片手間に視聴するような手合いはそもそも批評する資格が無い。
  売れ線の作品を数撃てば当たる確率は高くなるが、それでは作る意義が無い。


 ・安全上の問題

  一部ノーヘルの問題について。これは主に可愛さを重視した結果であると考えられる。
  加えて、五感を通じてマシンの調子を確認することの理由は、第二話で語られている。
  仮にノーヘル程度のことで視聴意欲が減退するのであれば、そもそもフィクションを楽しむのに向いていない。
  宇宙空間での描写をほぼ無音にして宇宙の戦争を描いてもつまらないだろう。
  その他の危険性については、一般視聴者の関心の外にあると考えられる為、問題にはならない。
  某戦車アニメでは安全性に疑問が大いにあったが、人体への直撃コースであれば砲弾が直撃前に
  爆発するという設定でこういった問題を一応は回避していたらしい。
  ただし、砲弾以外の破片が顔面などに突き刺さる可能性も大いに残っている為、これは非常に危険である。
  そうした作品であっても、娯楽作品を娯楽作品として楽しむことが出来るのが、良識ある視聴者だと言える。


 ・作画上の問題

  マイナーな乗り物であり、実際に経験などした人間が作画スタッフに何人もいるはずもなく、
  取材コストが高い。ちなみに、田村監督と構成/脚本の高山カツヒコ氏は実際に乗ったらしい。
  京○アニメーションのような練度の高い正規兵揃いでもない限り、
  専門性が求められる特殊な分野で十二分の作画クオリティを達成するのは無理がある。
  無論、潤沢な予算(期間)でもあれば話は別だろうが。限りあるソースの中、サイドカーレスという前人未到、
  積み重ねの無い題材に対し挑戦して、崩壊もほぼ無く十分なクオリティを備えていることは讃えられるべきだと考える。
  レースに興味があまり無い筆者も、決勝レースでは画面に釘付けにさせられた。


 ・百合的な面での問題

  棚橋コーチがフェイドアウトすると思いきや、舞い戻ってしまう。
  しかも婚約破棄したことで恋愛的には一応フリーになっている。
  ゆりやめぐみと結びつく可能性が全く無いとは言い切れない状況に。
  しかし、ベティ・バーチャル(コーチの元婚約者)が言っていたように、
  “マン”ではなく“ボーイ”だということからして、レースにしか興味が無い朴念仁である為
  百合的には無害な存在だと筆者は結論している。はつねも数回こうした点に言及している。
  そもそも、コーチはゆりやめぐみやベティを理解しているのではなく、
  パッセンジャーとドライバーというもの普遍的に理解しているだけである。




以下は冗談です。下のカットを見て思い付きました。清涼剤としてどうぞ

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劇場アニメーション 『つう☆かあ!』


 ジャンル : ハートフル青春ラブコメディ

 作品紹介 :

  川真田かなえは生駒女子高等学校に入学したばかりの一年生。
  部員0で廃部寸前の側車部に入部するも、部員の数が足りないからと部員探しに奔走することに。

  明るい性格に反してこれまで友人に恵まれなかった栗林たまえは、学校に通うのが憂鬱であり今日も遅刻寸前だった。
  その時に偶然通りかかったサイドカーに乗る楽しげな女の子達の姿を見て、
  ウチにもあないな友達がおったら学校も楽しいやろな~、と羨望の眼差しを向ける。

  それから数日が過ぎ、入部する部活を決定する時間が差し迫っていた。
  側車部の部活紹介は無かった為、その存在に気づいていなかったたまえだったが、
  廊下でチラシを配っていた川真田かなえに「横に乗ってるだけの楽な仕事やから」
  と勧誘され渋々ながらも側車部に入部することに。

  ヘルメット着用、制限速度順守の安全運転。部活動の一環と称して訪れた先々でケーキと紅茶を楽しむのが二人の日課となっていた。
  ある日、いつも通り放課後にティータイムを楽しんでいた二人だったが、何かが足りていないことに気づく。
  そう、合宿である。部活と言えば合宿でしょ!かなえが突如立ち上がり合同合宿を行うことを宣言する。
  三宅島にて全国の側車部が集まり、合宿を通じて交流しているらしいことはかねがね耳にしていた。

  たまえは二人だけの時間が減ってしまうことを内心嘆いていたが、かなえの希望を叶えてあげたかった。
  かなえは気付いていた。自分といない時のたまえは一人でいることが多いということに。
  同じサイドカー仲間が相手なら、たまえも心を開いてくれるんじゃないか。そう考えたのだった。

  時は流れ夏も盛りとなっていた。合同合宿の為、三宅島に出発し到着する二人。
  新たなる友人達との出会い、ツーリング、お菓子作り、ティータイム、女子会、パジャマパーティー……
  その中で二人は更に心を重ねていき、いじめも上下関係も無い仲間達と夢のような時間を通じて人生最高の夏休みを謳歌するのであった。






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  1. 2018/03/15(木) 07:58:14|
  2. つうかあ
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つうかあ 第一話 『Exhibition』 解説 / 感想

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前書き:

  レースに関して私はほとんど無知である為、演出はそれ以外の部分に焦点を当てて説明していきます。
  脚本と演出の受け取り方はどちらも人それぞれである為、絶対的なものではありません。
  また、用語は私独自の解釈や造語を含みますので、必ずしも正式なものではない事にご注意ください。


つうかあ 第一話 『Exhibition』
 

 構成上のポイント

  ・ 主要キャラの顔見せ
  ・ 蘊蓄(うんちく)がましくならない程度の過不足無い解説 (設定とニーラーについて)
  ・ 最終話でのゆりとめぐみの逆転勝利を必然たらしめる伏線と前振りを配置
  ・ レース時に何度も挿入される回想によって、人物描写の方が主眼であることを示す
  ・ “派手なバトルは決勝レースでのお楽しみ”、と語らせて予告しておく


 伏線&前振り  伏線……後になって意図が判明する布石 /  前振り……段階を踏んで繋がりを滑らかにする為の布石

  ・ ゆりとめぐみが優勝候補であることは実況で語られている
  ・ ゆりとめぐみが通じ合っていることが間接的にそれとなく描かれている
  ・ “どんな逆境に遭遇しても、必ず立ち上がれ” (明日葉丸の名付けエピソードでもある)
  ・ “マン島で勝つにはマン島に住むのが一番” (地元の有利さ)
  ・ 幼少時のゆりとめぐみを見せている
   (第八話でも子供の頃の二人は描かれる。これらと最終話での回想が、二人で走るのが好きという純粋さを示している)



演出など:


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<作画的演出:表情>
第一話ではなくオープニングにて。二人が互いを信頼し合っているのが伝わってきます。



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<構成:伏線> + <作画的演出:レンズ効果 / 象徴(二つに折れるアイス = 平等さ)>
こちらもオープニングにて。色は逆ですが、最終話での回想に繋がります。
最終話ではアイスは緑(たぶん明日葉)で、背景は夕方でオレンジでした。
円形絞りによる玉ボケは、穏やかさを演出しています。(ただし、特に理由なく使う場合も少なくありません)
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↑これが最終話での回想時。



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<作画的演出:所作>
選手紹介の際、双子ペア以外で唯一動きが同じな二人。表情もほぼ同じ。違いは瞬きのタイミングのみ。
動きが異なっていても繋がりが浅いわけではありませんが、初見の視聴者にとっては同じ方が息が合って見えます。



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<構成:伏線>
幼少時の二人は第八話でも描かれます。
コーチに会いに行く為にマシンに乗るのでは、単なる手段に過ぎずマシンが可哀想です。
(二人で)走ることそれ自体が目的だった頃は純粋でした。最終話ではそれを思い出して優勝します。



以下の他にも、数カット動きがシンクロしている箇所がいくつかありました。言葉がハモったりも。
はつね曰く、「ほーんとそっくりねぇ。息が合ってるのも頷けるわ~」とのこと。
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<作画的演出:構図>
二人の後ろにある、建物を支えている部材が、二人の席から伸びて交わっています。
偶然の産物かもしれませんが、二人が通じ合っていることを暗示している可能性があります。
また、その交点が高い位置にある為、高い次元で心が重なっているのだという解釈も可能です。
更に、ローマ字のAを見出すことも可能でしょう。

流石に深読みが過ぎるので、やっぱり↑は無しで。そこまでの細かい演出は娯楽作品では不要。

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ゆりとめぐみは自分を理解してくれると感じたことで、コーチに恋するようになりました。
しかし、コーチはドライバーとパッセンジャーというものを普遍的に理解しているだけであり、
女の子として理解しているわけではありません。それ故、最終話でベティ・バーチャルと別れることになりました。
まりあとゆりあの恋した青年もそうですが、作中で男性と結びつく可能性は切り捨てられています。




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息が合っているせいで、クロスカウンターが決まってしまいました。
この場面の真相は後に第十話で明らかとなりますが、象徴として捨象して捉えるなら、その意味合いは変わってきます。
第四話で語られることですが、大切だからぶつかるということです。
最終話でもクロスカウンターが決まることで、二人の関係がいつまでも続いていくという事が示されます。



感想:


 ゆりとめぐみは良いケンカップルです。最終話での二人の信頼が何より魅力的でしたが、
 同じく最終話で見せてくれた、ゆりのめんどくさい所とかわがままなところが可愛過ぎます。
 他のカップルについては後に。いずみなぎさペアで、ある種の主従百合について目覚めさせられた感ありです。

 この一話は出だしの構成としては完璧と言えるものでした。
 最終話の逆転勝利までの伏線も、ここではまだ一部ですが早くから張られています。

 “私は私の世界で勝利する”というのは、他者と比較して勝つのではなく、
 自己実現や、自分の役割を完全に全うするということでしょうか。
 後の話では、他のペアを蹴落とすよりも協力していることがほとんどでした。
 共にコースの研究をしたり、クラッシュした際などにはマシンの調整を手伝ったりしていました。
 一番ぶつかる相手が隣にいるパートナーであるとも。
 いずれにせよ本作を象徴する言葉であるのは確かです。

 レーシングサイドカーは元々はタイムアタック形式で順位を競うものだと聞きましたが、
 軽く検索しても情報が出てきません。レースにはほとんど興味が無いので追求しないことにします。




作品解説
第二話 『Shakedown』 解説 / 感想
第三話 『Practise』 解説 / 感想
第四話 『Swap Meat』 解説 / 感想
第五話 『Reverse Grid』 解説 / 感想
第六話 『Dual Purpose』 解説 / 感想
第七話 『Side by Side』 解説 / 感想
第八話 『Engage』 解説 / 感想
第九話 『Mad Saturday』 解説 / 感想
第十話 『Replay Log Data』 解説 / 感想
第十一話 『Blue Flag』 解説 / 感想
第十二話 『Ladies, Start Your Engines!』 解説 / 感想


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  1. 2018/03/15(木) 07:58:08|
  2. つうかあ
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つうかあ 第二話 『Shakedown』 解説 / 感想

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つうかあ 第二話 『Shakedown』


 構成上のポイント

  ・ ちゆき&みさきペアに焦点を当てる
  ・ 後半まではみさきに問題があるように見せてミスリードを誘う
  ・ ちゆきの抱えているものは何なのだろう?みさきはなぜそこまで怒るのだろう? と、視聴者に疑問を抱かせる
  ・ トラブルを抱えたペア以外は同じ民宿に泊め、個別回が無いことを暗に示しておく
  ・ 第一話に続き、設定を適度に解説
   (音と匂いと熱が一番早いマシントラブルの警告であり、ノーヘルのメリットでもある。等)


 伏線&前振り
  伏線……後になって意図が判明する布石 / 前振り……段階を踏んで繋がりを滑らかにする為の布石

  ・ ちゆきがみさきに好意を抱いているのを、微かな言葉の違いでさりげなく見せている
  ・ ゆりとめぐみが通じ合っていることをそれとなく示している



演出など:


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かなえ「ライバルが別居や言うてんで!」
   「別れるかも知れへんのやで?」
   「離婚の危機なんやで?!」
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ちゆき「まだ結婚してませんから」

つぐみ「まだってことはいずれ結婚するんですか?」
ひばり「式の予定はいつですか~?」
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<脚本的演出:愛情> + <構成:前振り>
縮小画像だと分かりにくいですが、ちゆきが少し赤面。“まだ”という二文字に好意が顕れて(あらわれて)います。
第三話ラストへ向けての前振りとも言えます。



このあいちゃんの脱力具合が妙にツボりました。
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<構成:ミスリード>
みさきがちゆきを見ようとしていないことで、みさきの側に問題があるように描かれています。



<作画的演出;所作 / 象徴 (後ろ=過去)>
ここでみさきが後ろを向いているのは、過去を思い出しているというのを視覚的に演出しています。
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<作画的演出:背景 + 色 + 構図>
背景を黒く潰すことで険悪さを演出し、フレーム効果で視線を導いています。

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<作画的演出:所作> + <構成:ミスリード>
後ろを向いて目を合わさないことが多い。みさきがちゆきを見ようとしていないように描かれますが、
実際は自分の抱えているものを隠していたのはちゆきの方だと後で判ります。



<作画的演出: 光 / 所作>
カメラ位置を逆光側にしているのは、強い影で二人の関係が善いものではないということをおそらく演出しています。
また、互いに信頼していない状態では、背中合わせというのは不和を感じさせます。
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<作画的演出: 表情 / 対比>
ちゆきみさきペアとの対比。二人の信頼感が感じられます。
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<構成:伏線> + <作画的演出:フラッシュバック>
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<構成:溜め>
この時点では、ちゆきの過去を視聴者に伏せておき疑問を抱かせ、真実が明らかになるまでの溜めを作っています。

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<作画的演出:所作> 
相手を正面からジッと見据えるみさきと、目が泳いでいるちゆき。
問題を抱えているのはちゆきの方だということが解ります。
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<作画的演出:レンズ効果 + 象徴(目=心)>
クロースアップで目を大きく映して強調しています。
これまでにちゆきを見ようとしなかったのと併せて、実に劇的な効果を生み出しています。
目が泳いでいるちゆきは心を見せようとはしていません。みさきの側は心の準備が出来ています。

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<脚本的演出:危機>
二人の関係がということです。

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感想:


 第二話は第三話への準備回である為、ここまでで視聴を打ち切った方は非常に惜しいことをしています。
 面白くなるのは三話からだというのは、『アンジュ・ヴィエルジュ』の時と同様です。

 いわゆる美少女動物園を期待していた層は離れ始めたことでしょう。

 離婚の危機発言を受けて、ちゆきが“まだ結婚してませんから”と言っただけで
 私は視聴意欲が完全に回復しました、元々「アンジュ」のおかげで期待感が非常に高かったというのもありますが。

 脚本と演出のどちらも無駄が無く、過剰や不足もありません。こうした作りはオリジナルアニメならではの魅力ですね。
 特に第七話までは個人的には非の打ち所がありませんでした。ちなみに「アンジュ」の方は全話に渡って完璧な構成でした。

 八話も特に問題があるわけではありませんが、若干盛り上がりには欠けます。
 一話完結ですから、いくら技量があっても十分にカタルシスを与えるのは不可能でしょう。
 九話はギャグ回で既存カット多数
、十話は第一話の既存シーン多数。つまり、第八~十話で構成の勢いが削がれました。

 第十一話は第七話までと同じく完璧と言えるものでしたが、個人的に第十二話は決勝レースの時間が短すぎました。
 挿入歌から先は非常に熱い演出でしたが、他のペアの抵抗が少ない為、レースとしては少々物足りませんでした。
 ですが、ゆりとめぐみの絆が描れていたので、百合的には最高です。

 ラストでコーチの取り合いを始めたのは、正直に言って個人的にはイマイチでした。
 物語の最後は技巧を用いて視聴者に頭を使って理解させるのではなく、
 純粋に感覚と感情に訴えるシンプルなものの方が、私としては好きです。




作品解説
第一話 『Exhibition』 解説 / 感想
第三話 『Practise』 解説 / 感想
第四話 『Swap Meat』 解説 / 感想
第五話 『Reverse Grid』 解説 / 感想
第六話 『Dual Purpose』 解説 / 感想
第七話 『Side by Side』 解説 / 感想
第八話 『Engage』 解説 / 感想
第九話 『Mad Saturday』 解説 / 感想
第十話 『Replay Log Data』 解説 / 感想
第十一話 『Blue Flag』 解説 / 感想
第十二話 『Ladies, Start Your Engines!』 解説 / 感想


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  1. 2018/03/15(木) 07:57:58|
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つうかあ 第三話 『Practise』 解説 / 感想

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つうかあ 第三話 『Practise』


 構成上のポイント

  ・ 回想を重ね、徐々に真実を明らかにしていく
  ・ ちゆきとみさきの和解、互いへ抱く愛情を描く
  ・ 引き続き過不足無い解説 (設定とニーラーについて)
  ・ 冒頭の最後にハンカチとみさきをさりげなく見せておくことで、ハンカチを小道具として扱うことを示しておく


 伏線&前振り
  伏線……後になって意図が判明する布石 / 前振り……段階を踏んで繋がりを滑らかにする為の布石

  ・ 冒頭の最後にハンカチを見やるみさき
  ・ なぎさといずみが、遠回しに互いを信用しているということが分かる言葉を口にしている
  ・ ドライバーとパッセンジャーの信頼関係について語るコーチ



演出など:


<構成:伏線 / 小道具>
ありふれたハンカチを用いての脚本的演出を、後に紐解いていきます。
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文字が少なく情報量が控えめな図を用いているのは、一時停止を前提としていないものであり、
やはり人物描写が主眼であることを感じさせます。
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<作画的演出:記号 / 構図>
この構図を三回に渡って使用することで、違いを浮き彫りにしています。
一度目は、多くの友人(取り巻き)に囲まれるちゆきを、遠くから眺めるみさき。
二度目は、ちゆきが別の友人に、パッセンジャーになるように頼む際に用いています。
三度目は、一人になっているちゆきに、みさきがハンカチを渡す時。(この際は、二度目までと画角は異なります)
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<作画的演出:レンズ効果>
ゆりを信じていないというめぐみの発言で、場の雰囲気がややこしくなったのを、周辺の歪曲を利用して演出しています。
(そうした意図が無い場合は、単に画角上の問題です)
これが口先だけの発言に過ぎないのは、後の回想や他の描写を見ていれば解ります。



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 <脚本的演出:真実の発露>
少しずつちゆきの抱えているものが明らかとなっていきます。
この時点では、事故が起こってしまい前のパッセンジャーが怪我をしたということが語られています。



かなえ「ウチもたまえのこと信用してへんし」
たまえ「え~、なんでなん? ウチはこんなに愛してんのに~!!」
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これは冗談と見せかけてガチ……?ガチだと良いなぁ。というかガチ以外あり得ませんね。
第八話で、洋子がはつねに見せた態度にも似ています。
共感して他のカップルにも痴話喧嘩が広がっていく感じが女の子っぽくて良いですね。



二人が本来の関係を伺わせる表情をしています。
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<作画的演出:光>
みさきの側は順光で、顔に影があまりありません。
逆光による影と、苦しそうな表情で、ちゆきの側に問題がありそれが大きいということを強調した演出です。
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※ 現実では順光だと顔に強い影が生じますが、アニメでは基本的に演出的意図が無い限り、それによる影をほとんど作りません。
  ですので、影に関する演出は実写と異なる扱いになる事にご注意ください

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またしてもちゆき達の心配をする二人。



蘊蓄がましくならないように、説明における時間配分や回数は十分に配慮されています。
(回想)
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棚橋コーチ「ドライバーがラインを間違えるとパッセンジャーは障害物に激突する」
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棚橋コーチ「パッセンジャーが重心を間違えるとマシンはコントロールを失う」

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棚橋コーチ「つまり、ドライバーはパッセンジャーに命を握られている。
     パッセンジャーを信じていなければアクセルを開けられない」
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棚橋コーチ「反対にパッセンジャーはドライバーに命を預けている。
     ドライバーを信じていなければ横には乗れない」
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棚橋コーチ「ドライバーが最高で無ければ最高の走りは出来ない。
     しかしパッセンジャーが最高でなければドライバーは最高の走りは出来ない」
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棚橋コーチ「それがレーシングニーラーだ」

<前振り>
ちゆき・みさきペアだけでなく、いずみ・なぎさペアに対しても意味を持つシーンです。



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またもシンクロする二人。



<脚本的演出:真実の発露>
物語はちゆきの核心へと迫っていきます。自身の幸福は仮初めのものだったと気付きます。
ちゆきは周囲の期待に応えることで居場所を確保してきました。
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<作画的演出:記号>
視聴者からは両親の顔が視えません。親という存在を単なる記号として演出しています。
例外も多いですが、親は子供が言うことを聞いている限り、愛情を注いでくれます。


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<作画的演出:象徴>
成績表は人間の表面しか見ていないことの象徴です。

ちゆきの抱えているものの正体が次々と明らかになります。
事故で相手を傷付けてしまう恐怖、居場所や友人を失う恐怖。(取り巻きは真の友人ではありませんが)
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<作画的演出:光>
第二話でも用いられましたが、カメラ位置を逆光側にしているのは、おそらく強い影で不和を演出する為です。
友人と思っていたはずの存在はただの取り巻きにしか過ぎず、都合が悪くなれば手のひらを返します。

ちゆきをフォローする為とはいえ、落車した友人を責め立てる友人たち。
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何もかも手に入れて来たはずのちゆきでしたが、この時に初めて自身の孤独に気が付きました。
<脚本的演出:危機>
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みさき「これ……忘れ物」

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ちゆき「……洗ってくれたの?」
みさき「仕事だから」

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ちゆき「シミを抜くの、大変だったでしょう?」

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みさき「仕事だから」

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ちゆき「ありがとう」
みさき「……仕事だから」

ここで小道具としてハンカチを選んだのは、それがありふれた物であるというだけでなく、
ちゆきが心で流している悲しみの涙を拭うことを暗示していると解釈し得ます。
ちゆきを慰めてあげたいというみさきの気持ちをおそらく演出しています。
“仕事だから”って何度も言うのは、本当はそうじゃないというのが伝わってきます。声音も含めて。
側車部へ入るように誘われた時も、本当は嬉しかったのだと後に語られます。
<構成:小道具 / 前振り> + <脚本的演出:愛情>



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<作画的演出:表情>
これまではキツイ感じかほぼ無表情な感じだったみさきが、柔らかい表情をしていることで、
二人の時間がとても大切なものなのだということが伝わってきます。



ゆりとめぐみが皆に花火をするように誘ったのは
ちゆきとみさきが上手くいっていないのを見て、さりげなく気を遣ったということでしょう。
(直接誘った描写が入るのは、ゆりとめぐみがちゆきに対してのみ)
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花火(火花)のエフェクトですが、上のカットは特に枚数使っていましたし見ていて気持ち良いですね。
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二人の物語はクライマックスへと向かいます。気なんか遣うなやりたいようにやれ、と言うみさき。
居場所を守る為に周囲の期待に応えてばかり来たちゆきを、自由にしてやれるのはみさきだけです。

<脚本的演出:危機 / 対決>
言うまでもありませんが、ここでの危機や対決は二人の関係であって物理的な意味合いはありません。
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<脚本的演出:真実の劇的発露 + 愛情 + 和解> + <作画的演出:表情>

時系列的には、冒頭の回想に挿入される形になります。
シミの付いたハンカチは、都合の悪くなったもの(友人)の暗喩であり、仮初めの友人たちはそれを簡単に捨ててしまいます。
<脚本的演出:小道具 / 真実の発露> + <作画的演出:象徴 (ハンカチ = 友人)> ※ この同一関係は本作限定です
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このハンカチがちゆきにとって大切なものであるというのは、
ちゆきにとって友人というのは大切なものであって欲しいという願いを示していると考えられます。
みさきは、そのハンカチがちゆきの大切な物であることを見抜いており、それをシミ抜きしてまでみさきに届けます。

これによって、たとえ都合が悪くなったとしても、みさきは決して相手を見捨てたりしない人であると示され、
本当の自分を見てくれる本物の友人を求めるちゆきと結びつくことが、偶然では無く必然となります。

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 “初めての友達だから、全力で応えたかった”、と言われるちゆき。
このカットで花火を入れたことで、ちゆきの心が暖かく照らされたことを視覚的に演出しています。
<作画的演出: 光 / 象徴>
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<脚本的演出:信頼>
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<作画的演出:表情>

<作画的演出: 表情 / 光 / レンズ効果>
玉ボケを配することで、二人の間に流れる穏やかで親密な雰囲気を視覚的に演出。
この環境下において、通常では考えられない光量の光を顔に当てることで、
隠し事もわだかまりも無用な気遣いも無い、彼女達にとっての理想的な関係が築かれたことを示しています。
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<脚本的演出:真実の発露 + 愛情>

<作画的演出: 構図 / 記号>

以下は、第二話ラストでのカットと同じ構図を用いています。記号的に用いることで違いが浮き彫りとなります。
区切りがついて決着したことを示し、レース仲間を気遣うゆりとめぐみの優しさも同時に描きます。
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感想:


 青春だなぁ……互いが初めてだというのも最高に良かったですし、
 作画的にも演出的にもこれ以上無いほどに素晴らしかったです。

 特にラストはひたすら恍惚としてしまい、感想や分析どころじゃなかったです。
 円盤を購入して一生大切にしていこうとほぼ決めたのが、この第三話を視た時でした。
 
 個人的にはもはや百合界の巨匠と呼ぶべき脚本・高山カツヒコと、監督・田村正文の二人による渾身の作品はまたも
 私の心を強く震わせてくれました。今回は気付いたらちゆきに投影していて、頬をしずくが伝い落ちていました。




作品解説
第一話 『Exhibition』 解説 / 感想
第二話 『Shakedown』 解説 / 感想
第四話 『Swap Meat』 解説 / 感想
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  2. つうかあ
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プロフィール

月桂樹

Author:月桂樹
◆サイト移転のお知らせ◆

http://www.yurigame.net/


大変お手数をお掛けしますが
ブックマークの変更など
よろしくお願い致します。




よるのないくに2:
楽しむコツ
・一周目は障害物を無視
・〃好きな武器を使用
・アップデートを適用
・サイドストーリーを
DLCで購入

ヴァルキリードライヴ:
楽しむコツ
デフォルトのペアで
クリアランクSSを取り、
初回からオーダールート
に入ること。
対象ステージはDrive
01~04、12~16
詳細は攻略サイトへ

星彩のレゾナンス:
楽しむコツ
初回に奈岐ルートに入り
プレイ意欲を確立する。
下級生ルートは流し読みで。
ゲームパッド使用推奨。
アクションはガードで
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